大谷翔平 第5打席で6戦ぶり19号本塁打!ベーブ・ルース生誕地で2年連続弾

[ 2022年7月9日 11:57 ]

ア・リーグ   エンゼルス―オリオールズ ( 2022年7月8日    ボルチモア )

エンゼルス・大谷翔平
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は8日(日本時間9日)、敵地オリオール・パークでのオリオールズ戦に「3番・DH」でスタメン出場。第5打席で、6試合ぶりとなる19号本塁打を放った。

 一振りで仕留めた。1点差に詰め寄られた直後の9回2死、オリオールズ5番手・テートの投じた初球のチェンジアップをフルスイングすると、打球は驚異的な伸びを見せ、中堅フェンスを越えた。打球速度107・7マイル(約173・3キロ)、飛距離418フィート(約127・1メートル)、角度33度だった。1日(同2日)のアストロズ戦の初回に右越え18号ソロを放って以来、6試合ぶりの本塁打。オリオール・パークがあるボルチモアでは昨年8月にも本塁打を放っており、投打二刀流の先駆者で「野球の神様」ベーブ・ルースが生誕した地での2年連続弾となった。

 3回1死からの第2打席では左前安打。投打同時出場した6日(同7日)のマーリンズ戦で決勝2点打を放って以来となる2試合ぶりの安打を放つと、7回2死からの第4打席で、今季21度目となるマルチ安打をマーク。6月28日(同29日)のホワイトソックス戦以来、8試合ぶりのマルチ安打を放ち、第5打席の本塁打につなげた。

 この日、オールスターのファン投票最終投票の結果発表がESPNの放送番組内で行われ、ア・リーグのDH部門で大谷が選出された。19日(同20日)にドジャースタジアムで行われる“真夏の祭典”に、昨季に続いて2年連続でスタメン出場することが決定した。大谷は「何回選ばれてもやっぱりうれしいのは変わらないかなと思っています」とコメント。同じくファン投票で球宴に選出されたトラウトも3回1死一、二塁から先制3ランを放っており、今季5度目&通算19度目の「トラウタニ弾」となった。

 前日7日(同8日)のオリオールズ戦では「3番・DH」でスタメン出場し3打数無安打1四球。試合前までの通算打撃成績は81試合で304打数78安打、打率・257、18本塁打、53打点、10盗塁となっていた。

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