中日・ビシエド、先制V打だ4安打 快勝劇導き立浪監督「4番がああやって突破口を開いてくれた。いい形」

[ 2022年7月9日 04:45 ]

セ・リーグ   中日9―2広島 ( 2022年7月8日    バンテリンD )

<中・広>初回、ビシエドは先制適時打を放つ(撮影・椎名 航)
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 湿りっぱなしだった中日打線がようやく梅雨明けだ。7本の適時打を含む17安打で9点を奪う快勝で連敗ストップ。勢いをつけたのは4番のビシエドだ。

 初回に1死一、三塁から左前にチーム33イニングぶりの適時打となる先制打を放つと、3回に先頭で中前打、6回に右前適時打、8回にも左前適時打と快音を連ね、昨年8月31日の阪神戦以来となる4安打をマークした。

 「きょうは本当に感覚がよかった。球も良く見えたし、しっかりとらえることもできた。良い仕事ができてうれしい」

 左肩痛から復帰して3試合連続安打。勝負強さが戻った主砲を立浪監督も「初回の絶好機を逃すと相手に流れがいきやすい。4番がああやって突破口を開いてくれたので、きょうは良い形になった」とたたえた。(中澤 智晴)

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2022年7月9日のニュース