日本ハム・宮田が3年目でプロ初安打 亡き父思い「何か力が働いたのかもしれない」

[ 2022年7月9日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム4-2ソフトバンク ( 2022年7月8日    ペイペイD )

<ソ・日>2回、内野安打を放つ宮田(撮影・岡田 丈靖)
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 地元九州の地で、日本ハム・宮田が待望のプロ初安打をマークした。2回2死で迎えた第1打席。相手先発レイの142キロカットボールに食らいつき、50メートル5秒7の快足を飛ばして遊撃内野安打をもぎ取った。プロ3年目、6打席目でようやく生まれた安打に「初ヒットが福岡というのも、何か父の力が働いたのかもしれない」と話した。

 鹿児島・出水中央2年時に父・成男さんをがんで亡くした。命日だった6月24日のソフトバンク戦での地元凱旋を目標にしてきたが、1軍昇格できなかった。「もう1カード早く(福岡に)来たかった」と悔やみながらも「ここで初ヒットを打てたのは非常にうれしく思う」。記念球は「両親に」と話し、大切そうに握りしめた。

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2022年7月9日のニュース