投打二刀流の京都外大西・西村瑠伊斗、高校通算51号「軽く振って捉えられた」

[ 2022年7月9日 15:18 ]

第104回全国高校野球選手権京都大会・1回戦   京都外大西10―0洛北 ( 2022年7月9日    わかさスタジアム京都 )

<京都外大西・洛北>4回無死、ソロ本塁打を放つ京都外大西・西村 (撮影・亀井 直樹)
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 今秋ドラフト候補の投打二刀流、西村瑠伊斗(るいと、3年)が、本塁打を含む2安打2打点で初戦突破に貢献した。「1番右翼」で出場し、4回先頭の第3打席で高校通算51号となるソロを放った。

 「変化球もあるかなと頭に入っていたが、ストレートを軽く振って捉えられたのでよかった。外野の頭を越えたらいいなと思っていた」

 6人体制のオリックスをはじめ、多くのスカウト陣が視察する中、三塁手を左翼手の位置へ回す洛北の外野4人シフトも関係ないとばかりに、痛烈な打球を右翼席に突き刺した。

 7回に二盗した際、両足のふくらはぎをつって交代も、試合後は軽症を強調した。

 12日の2回戦では、春季大会覇者の西城陽と対戦する。

 「やることは変わらない。泥臭く西高の野球をやって接戦で勝ちきりたい」

 背番号10の左腕・中辻慶吾が7回参考ながら無安打無得点試合を達成したため、この日の登板機会はなし。次は背番号1の投手としてもチームを引っ張る。

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2022年7月9日のニュース