昨夏の兵庫準V・関西学院、初戦敗退 今夏限りで勇退の広岡監督「よく戦った」

[ 2022年7月9日 13:16 ]

第104回全国高校野球選手権兵庫大会・1回戦   関西学院2―5加古川西 ( 2022年7月9日    明石トーカロ )

<関西学院・加古川西>3点を追う9回2死から二ゴロを放ち一塁へヘッドスライディングする関西学院・新井亮規浩
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 昨夏の兵庫県大会で準優勝した関西学院が初戦敗退。今夏限りでの勇退を表明していた広岡正信監督(68)にとって指揮を執る最後の試合となった。

 関西学院は3回に3点先制を許したが、4、5回と1点ずつ追加し1度は1点差に迫った。しかし、8回にもさらに2点を奪われ、9回は2死二塁の好機を作るも巻き返しができなかった。

 広岡監督は「よく戦ったと思います。必要な選手を(ベンチに)入れてますので、勝負を全部していったつもりです。悔いはないです」と穏やかな表情で振り返った。今秋以降は総監督として部を後方支援し、後任には長男の直太部長が就任する。

 試合には広島、阪神の主砲として活躍した新井貴浩氏の長男・亮規浩(あきひろ)外野手が3回に代打出場。その後は右翼守備に就くも4打数無安打に倒れ「自分が打たないといけない選手なのに、打つことができなくて悔しい」と唇を噛んだ。

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2022年7月9日のニュース