JABA西部ガスが必勝祈願 井手隼斗主将「強豪にステップアップしていくためのスタートに」

[ 2022年2月1日 13:36 ]

シーズンインを前に全国大会での上位進出を福岡・筥崎宮に祈願した西部ガス
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 社会人野球の西部ガス(福岡市)が2月1日、同市東区の筥崎宮で必勝祈願を行った。20年都市対抗大会で8強入りの快挙を演じ、創部10年目の節目だった21年は都市対抗、日本選手権の二大大会に初めて同時出場したが合わせて1勝止まり。チームは「こだわれ!勝ちきれ!」を今季スローガンにし、仕切り直しの全国大会8強越えを狙う。

 主将就任3年目の井手隼斗内野手(27)は「全国大会で勝つにはまだ甘い部分がある。一球、一打にこだわって練習の質も見直し、勝ちきりたい」と厳しさを打ち出す。九州のライバル、Honda熊本が昨年の都市対抗で準優勝。井手は「誇らしい思いとともに悔しさも感じた」と大いに刺激を受けた。駒大苫小牧を率いて04、05年夏の甲子園で連覇を遂げた香田誉士史監督(50)も「Honda熊本を目標に追いつき追い越したい」と競い合うつもりだ。

 井手主将は創部11年目を迎え「次の10年に向けて常勝から名門、強豪にステップアップしていくためのスタートにしたい」と意気込んだ。

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