新庄監督 初日終えて選手に注文「練習のための練習をしている感じ。練習を試合のようにやってほしい」

[ 2022年2月1日 16:29 ]

国頭から名護へ3輪バイクで移動する新庄監督(撮影・沢田 明徳)
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 日本ハムの新庄剛志監督(50)が1日、2軍キャンプ地の沖縄・国頭に登場。「新庄ビッグボス」のキャンプがスタートし、279人のファンを前に選手たちを指導した。

 午前9時32分、1500万円とされる三輪バイクのトライク「ゴードン」に乗ってユニホーム姿で登場すると、報道陣に大量のビックスドロップを差し入れ。「そうだ、皆さんにあげたいものがあるんだ。これを食べるとコロナになりづらいらしいので、皆さん食べてください。じゃあ、今日楽しみます」と150箱を差し入れして球場入り。ユニホームは右足だけストッキングを見せる独特な着こなしで、9時54分にグラウンド入りした。

 その後、ブルペンに移動して投手陣を視察。二刀流挑戦の上原、柿木、育成の斉藤に対し「福岡ドーム(ペイペイドーム)のイメージで」と声をかけた。同球場で行われる開幕カードを意識してほしいという指揮官なりのメッセージだったようだ。

 午後4時過ぎには囲み取材に応じ、報道陣に「初日、お疲れ様でした」と声を掛けられると、「はい、どうも。疲れてないです」と“らしい”返答。初日の練習を視察した感想を聞かれると「選手の動きを見て、練習せっかくやってるのに、もったいないというか…練習のための練習をしているような感じには見えました。練習を試合のようにやってほしい。その辺は感じました」と語った。

 あす2日は1軍キャンプ地・名護の「BIG組」を視察する。「実際見たことないよね?向こうのほう。初めて見るからちょっと何かやろうかなあと思って。肩とか見たいので。それは明日見せます」と予告した。

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