【キャンプ初日ピックアップ（4）】桑田流ブルペン＆秋広「55」　三浦番長ド直球指令　由伸さま軽快

＜巨人宮崎キャンプ＞ロングティをする秋広　（撮影・森沢裕）
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　プロ野球の12球団が1日、宮崎、沖縄両県で一斉にキャンプイン。キャンプ初日の各球団の動きをまとめたパート4。

　◆まだまだあります

【巨人】1軍組に振り分けられた若手投手らが次々とブルペン練習。桑田真澄投手チーフコーチ（53）の提案で本塁を約1メートル手前に置いて投げる練習が取り入れられた。

【巨人】高卒2年目の秋広優人内野手（19）が、OBの松井秀喜氏がつけた新背番号「55」で始動。体重101キロに増量し、フリー打撃で柵越えを披露。「試合に早く入って試したい。どれぐらいできるか楽しみ」

【DeNA】三浦大輔監督（48）は投手陣に、3日までの第1クールはブルペンで全球直球を指示。「何か変えていかないと。直球があっての変化球だし、（ストライク）ゾーンの中で勝負してほしいというところもある」と説明した。

【オリックス】昨年、リーグMVPや沢村賞に輝いた剛腕、山本由伸投手（23）は地元・宮崎キャンプで軽快な動き。「無事にキャンプインを迎えられてうれしい。レベルアップの1カ月を過ごせたら」。ブルペン入りはしなかったが「肩の調子はいい。準備はばっちりです」。

【ロッテ】1軍スタートのドラフト1位、松川虎生捕手（市和歌山）が石垣島キャンプ初日を終え「ユニホームを着て練習するのが初めてだったので、気が引き締まった。一つ一つの連係がすごくレベルが高く、もっと元気を出してやらないといけないと思った」。井口監督は「高校から1年目でプロに交じって普通にやっているのはすごいこと。どっしり感が1年目とは思えない」と感心。

　◆アクシデント

【ソフトバンク】甲斐野央投手（25）が宮崎市内の病院で急性胃腸炎と診断されたと発表。練習は欠席し宿舎で静養した。2日以降は状態を見て判断する。

【楽天】岡島豪郎外野手（32）が、体調不良のために当面はキャンプに参加しないと発表した。球団によると1月30日にチームとともにキャンプ地・沖縄入りしたが、体調がすぐれないとの申し出があり、チームを離れることが決定。今後は仙台に戻って病院で検査を受ける予定。新型コロナウイルスには感染していないという。