阪神・江越 「ラオウ塾」で打撃開花だ!課題の確実性アップへオリ・杉本に12日間弟子入りしていた

[ 2022年2月1日 05:30 ]

シークエンスバットを使用する江越
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 勝負の8年目を迎える阪神・江越は先月8日から12日間にわたって広島県内で昨季パ・リーグ本塁打王のオリックス・杉本に弟子入りしていたことを明かした。

 「去年サンズにいろいろバッティングを教えてもらっていたんですけど、“オリックスの杉本がいいスイングしてるから見てみな”って言われて」

 同じミズノ社製の用具を使用し、担当者を介して連絡。ちょうど自分の打撃を見失っていた時期で、昨季30歳で覚醒した杉本の姿に目を奪われた。

 自主トレではバットを時計の針のように「縦回転」で振る意識付けを徹底。「バットの面をボールの軌道に長く入れるイメージ」と極限までヘッドを返さない打撃フォームに着手した。さらにミートポイントを近づけることで変化球への対応力も増し、課題の確実性向上が期待できる。

 潜在能力を期待され続けてきた未完の大器。「結果が出なかったら終わりと思っているので結果を残したい」。背水の覚悟で挑む春へ準備は整った。(石崎 祥平)

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2022年2月1日のニュース