松坂大輔さん「少し恥ずかしい」報ステデビュー スーツ姿で取材 西武ドラ1隅田を独自視点で称賛

[ 2022年2月1日 23:11 ]

松坂大輔さん
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 昨年限りで現役を引退した元西武の松坂大輔さん(41=スポニチ評論家)が、1日放送のテレビ朝日系「報道ステーション」(午後9時15分~)でキャスターデビューした。

 スポーツキャスターデビューとなった松坂さんは宮崎から中継で出演し「少し恥ずかしい。まさか自分がスポーツキャスターになるとは思っていなかった。少しでも視聴者のみなさんが『おっ!』と思えてもらえるような情報を少しでも伝えていけるように頑張りたい」と意気込みを語った。

 キャンプインとなったこの日、古巣・西武の宮崎・南郷キャンプと広島の日南キャンプを取材した松坂さんは「これまではユニホームを着て緊張していたんですけど、スーツを着て球場に行くのも違った緊張感があっていいなと思いましたね」と振り返った。

 番組では球場に向かう車中で「ワクワクしてる気持ちの方が強い。もともと、他の人の練習をしてるのを見るのが好きなので。専門はピッチャーなので、他の人が気づかないようなポイントを気づいて、それを視聴者の方にうまく伝えられたら」と心情を吐露するVTRも流れた。

 西武のキャンプでドラフト1位の隅田を見た松坂さんは「いいなぁ~チェンジアップ。腕の振り方。ストレートと変わらない腕の振り。チェンジアップは大きな武器になりそう。監督、関係者が大勢見ている中で非常に落ち着いて投げている感じ」と絶賛した。

 広島のキャンプでは鈴木の後継として期待される宇草に注目し、「松坂世代」の東出コーチに「宇草選手、面白そう」と伝えていた。また松坂さんは「東出コーチが1軍に戻ってきたのは心強い」と声を掛けると「プレッシャーですね、お互い」と返されて笑顔を見せた。

 スポーツキャスターとして初めてキャンプ取材を終え「ユニホームを着て練習したくなりました」と体がうずいたようだった。また、広島の練習でフェンスギリギリのところでスイングする練習について「バットを最短距離で出す練習かなと思っていたんですけど、東出コーチに聞いてみたら、鈴木誠也選手や丸選手のように、高めの速球に強くなるための練習と聞いて『なるほどな』と思いました。現場で見て、実際に東出コーチに聞いてみて知ることができました。東出コーチ、ありがとうございました」と感謝してスタジオを笑わせた。

 また、この日、サッカーの日本代表―サウジアラビア戦の解説を務めた内田篤人氏と中継が繋がり、内田氏から「僕は現役を引退してから解放された気持ちの方が大きかったんですけど、松坂さんは今、どんな心境でしょうか。悔しかったとかやりきったとか」と質問された。これに「引退試合を終えてから3カ月ほどたつんですけど、僕も解放されたという気持ちの方が強いですね」と答えていた。逆に松坂さんは「サッカーの見方も教えてもらいたい」とお願いした。

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