「油断したら、足をすくわれる厳しい世界」 中日・立浪監督が訓示 若手の底上げがテーマ

[ 2022年2月1日 05:30 ]

<中日全体ミーティング>全体ミーティングであいさつする立浪監督(球団提供)
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 中日は31日、キャンプ地・沖縄の宿舎で全体ミーティングを開き、就任1年目の立浪和義新監督(52)は選手、コーチ陣、スタッフを前にあいさつし、あらためてプロの世界の厳しさを説いた。

 「これだけいる中で1軍メンバー(ベンチ入り)は26人。ちょっとでも油断したら、足をすくわれる厳しい世界。そういうことを把握して、明日からの練習をしっかりやってください」

 チーム力、特に若手の底上げをテーマにスタートするキャンプ。第3クールには実戦を組んだ。内容、結果の両方を重視し、「各自が自分の立場を理解して取り組んでほしい」と選手それぞれの立場での自覚と覚悟を求めた。

 午前中には吉川球団社長、京田選手会長らと北谷町、読谷村の役場を表敬訪問。全ての準備を済ませ「いよいよ始まるという緊張感と、選手、スタッフのやるぞという意気込みを感じた。秋から選手がどれだけ成長しているか楽しみ」と期待に胸を膨らませた。 (中澤 智晴)

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