阪神・青柳の覚悟 「恩師」矢野監督の決断受け、「勝つことで少しでも恩返しできたら」

[ 2022年2月1日 18:04 ]

矢野監督(右)に見守られながら、ブルペンで投球する阪神・青柳(撮影・成瀬 徹)
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 阪神の青柳晃洋投手(28)が今季限りで退任する矢野監督への思いを口にした。2軍監督時代から数多くの助言を受け、19年に1軍監督に就任してからは先発ローテーションの一角としてチームをけん引。自身の成長を最も間近で見てきた存在だ。

 「ビックリしたというのが一番。(自分は)矢野監督が1軍監督になってから出てきた選手。感謝、恩義があるので。今年でラストというのは監督が決めたことなんで。何とか監督に良い成績だったり、自分が勝つことによって少しでも恩返しができたら。ずっと見てもらった監督ですし、自分がダメだったときから見てもらった。一番はメンタル面、精神面、取り組み方だったり、考え方というのは一番教わったこと」

 この日は初日からブルペン入りし開幕投手を目指す今季への意気込みも示した。視察していた藤川球児スペシャルアシスタントからもアドバイスをもらい「球児さんには僕から聞きにいった。昨年の終盤、悪かった時期は球児さんから見てこうなっていた、とか。疲れた時期、球児さんから見て、こうだったよ、と教えてもらって。すごいためになる時間でした」と充実感を口にした。

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