エンゼルス・大谷 ゲームでもMLBの顔!人気ソフトのパッケージに抜てき!タイムズスクエアで発表

[ 2022年2月1日 02:00 ]

ニューヨークのタイムズスクエアで「MLB The Show 22」のカバーアスリートにエンゼルス・大谷が決まったことが発表された(撮影・杉浦 大介通信員)
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 また快挙だ!エンゼルスの大谷翔平投手(27)が米国の野球ゲームの最高峰「MLB The Show 22」のカバーアスリートに抜てきされた。31日(日本時間1日午前2時)にニューヨーク州マンハッタンの繁華街タイムズスクエアで発表され、巨大ビル群の大画面をジャックする二刀流は、野球人気復活への思いやメジャー5年目への意気込みなども語った。

 前年に最も活躍した選手や人気選手が飾る「The Show」シリーズのカバーアスリート。毎年、その人選は全米の注目を集めており、大谷も「伝統のあるゲームの表紙になって凄く光栄」と素直に喜びを語った。

 同シリーズは06年の初代からリアルなグラフィックが人気でメジャー全選手がスタジオでモーションキャプチャー(動作解析)に協力。9勝&46本塁打でア・リーグMVPに輝いた昨季途中にオファーを受け「各選手、フォームも顔も似ていた」と言う。1月25日に殿堂入りしたばかりのオルティス(レッドソックス)、ハーパー(フィリーズ)も並ぶ歴代の面々に日本選手で初めて仲間入りした。

 米国だけでなくカナダ、日本、韓国などでも発売される同シリーズ。かねて競技人口減少が危惧される野球への思いを口にしており「(テレビ中継とゲームの)相乗効果で盛り上がってくれたら」と力を込める。二刀流で活躍する大谷は野球人気復活の救世主とも言える存在で、今年の発表イベントの舞台は世界有数の観光地タイムズスクエア。複数の大型画面を使用してカウントダウンで発表される予定。ソニー・インタラクティブエンタテインメント担当者によれば、同地での発表は過去に例がないという。

 ゲームではシーズン中の成績が随時、能力に反映されるだけに「まず、今年頑張って、来年(の次回作)、打つ方も投げる方も良いステータスが残るように頑張りたい」と目を輝かせる。日本が誇る二刀流は、2022年も米球界を席巻する。(柳原 直之)

 ≪「チームメート操作したい…」≫大谷は同シリーズのプレー経験があり「相手より、自分のチームメートを実際に使って操作してみたい」と最新作にも興味。前作から二刀流選手の育成が可能になったが「自分好みの選手をつくってみたい。捕手とか、遊撃手」と見据える。日本では「実況パワフルプロ野球」シリーズを好んでプレーしていたことも明かし「(よく使ったのはヤクルト時代の)ラミレスとかペタジーニとか」と述懐。昨季は46本塁打を量産したが「ゲームの中ぐらいはバンバン本塁打を打ちたい」と語って笑いを誘った。

 ≪前作発売3カ月で400万人以上がプレーする人気作≫同シリーズは世界的人気で米メディア「ビジネス・ワイヤー」によれば前作は発売から3カ月で400万人以上がプレーする人気ぶり。最新作は4月5日発売予定。ダウンロード版の予約開始が日本時間2月1日午前2時、パッケージ版の予約が同3日午前9時30分。日本語版の発売予定はないが対応ゲーム機は従来のプレイステーション4、5、Xboxに加え、今作からニンテンドースイッチが追加。2日には限定版パッケージが公開される。

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