楽天投手陣“足元から”V準備 松井裕「本番と同じように…」ブルペンを本拠地仕様に

[ 2022年2月1日 05:30 ]

ブルペンで投げる松井裕(撮影・篠原 岳夫)
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 楽天の1軍キャンプ地、沖縄・金武町ベースボールスタジアムのマウンドやブルペンが、楽天生命パーク仕様にバージョンアップした。

 軟らかい黒土から、本拠と同じ硬い土に変更。この日の自主練習では松井裕がブルペンで試投し、笑顔で「カタっ」とつぶやき「楽天生命パークとほぼ同じに感じた」と歓迎した。施設管理を担当する金武町教育委員会によると、昨年12月に球団から申し入れがあり、球団がグラウンドキーパーを派遣し1月中旬に改修が始まった。メイン球場のマウンドなど、ほぼ全てのマウンドが本拠地仕様に。強度を定着させるため、この日も土を固める作業が続けられた。

 日本球界復帰1年目の昨年、軟らかいマウンドへの対応に試行錯誤していた田中将も「新ブルペン」を目視でチェック。寒さで開幕前に本拠を使えない球団だけに、環境整備で受ける恩恵は大きい。松井裕は「本番と同じように投げられる。軟らかい所で準備して硬い所で投げると反発も変わってくるので」と話した。

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