【キャンプ初日ピックアップ(2)】ビッグボス三輪疾走 矢野監督「寅年に」 立浪監督「73」披露

[ 2022年2月1日 20:05 ]

国頭から名護へ3輪バイクで移動する新庄監督(撮影・沢田 明徳)
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 プロ野球の12球団が1日、宮崎、沖縄両県で一斉にキャンプイン。キャンプ初日の各球団の動きをまとめたパート2。

 ◆気持ちも新たに…

【ヤクルト】中村悠平捕手(31)が沖縄・浦添キャンプで新背番号の「27」をお披露目。球団OBで元監督の古田敦也氏(56)が07年に引退後、空いていた番号が15年ぶりに復活。「すごく身が引き締まる思い。まさか自分がつけると思っていなかったので、今日着て緊張しています」。

【阪神】藤浪晋太郎投手(27)が初日からブルペン入り。開幕ローテーション入りへのアピールをスタートさせた。変化球も交えて87球。「自分のエゴ」と表現する先発1本で挑むプロ10年目が始まった。また、秋山拓巳投手(30)が新背番号21をお披露目しブルペン入りした。

 ◆ビッグボス

【日本ハム】新庄剛志監督(50)が沖縄・国頭の2軍キャンプに登場。1500万円とされる三輪バイクのトライク「ゴードン」で球場入り。右足だけストッキングを見せる独特な着こなし。初日の感想は「練習せっかくやってるのに、もったいないというか…練習のための練習をしているような感じには見えました。練習を試合のようにやってほしい。その辺は感じました」と話した。

【広島】宮崎・日南市の天福球場で春季キャンプ初日。全体練習開始前の円陣で、堂林翔太(30)が「一人一人が戦力になるんだという強い気持ちをもって泥臭くガツガツガッツで戦って行きましょう。そして最後にはうちのビッグボスを胴上げしましょう!」と号令。

【阪神】沖縄・宜野座村野球場で歓迎セレモニー。前日、今季限りでの退任を表明した矢野燿大監督(53)は「今年は寅年。僕達がリーグ優勝して、日本一になって、その頃にはコロナも収まって、日本中に笑顔を届けられるようなそういう未来を想像してこのキャンプ、厳しく、そしてその中でも全員で苦しい練習を楽しみながら乗り切っていきたい。どうかこの1カ月よろしくお願いします」と決意表明した。

【中日】Agreスタジアム北谷で立浪和義新監督(52)が背番号「73」のユニホーム姿をお披露目。練習前にはナインを集め「それぞれが課題を持って沖縄に入っていると思う。課題に向かってうまくなるようにしっかり練習しよう。アップから緊張感もってやってくれ」と訓示した。
 

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