巨人・大竹、今季限りで引退 13年オフに広島からFA 通算102勝

[ 2021年10月22日 05:00 ]

今季で引退することが分かった大竹
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 巨人・大竹寛投手(38)が今季限りで現役を引退することが21日、分かった。20年目の今季は開幕1軍だったが、3試合に登板後、3月30日に出場選手登録を抹消。右足ふくらはぎの筋損傷など故障が重なり、リハビリ生活が続いていた。

 実績抜群のベテラン右腕がユニホームを脱ぐ。広島時代の12年に右肩の故障から復帰して11勝。巨人にFA移籍後の19年は中継ぎに活路を見いだし、32試合登板で通算100勝目も挙げた。「正直、クビを覚悟していた」という状態から、リリーフ陣に欠かせない存在になり、昨年までリーグ連覇に貢献した。

 親しみやすい笑顔で「寛ちゃん」と慕われ、登場曲は「KAN」の代表曲「愛は勝つ」。アニメ「サザエさん」のマスオさんのモノマネが得意で「まいったな~」のセリフでインタビューを盛り上げるなどファンにも愛された。マウンドでは柔和な表情が一変し、ピンチでも一級品のシュートで右打者の内角をえぐった。18年からはオフの自主トレ地を「地獄の秋季キャンプ」が開催された静岡県伊東市に移した。巨人の歴史に身を投じ、心身を鍛えるためだった。

 今季は故障が重なり、周囲に「1軍での登板を目指してきましたが、体調面で限界です」と話していた。近日中に引退が正式発表される。

◇大竹 寛(おおたけ・かん)1983年(昭58)5月21日生まれ、埼玉県出身の38歳。浦和学院では2年夏の甲子園に出場。01年ドラフト1巡目で広島に入団。03年10月13日のヤクルト戦でプロ初勝利。08年に開幕投手を務め、12年には11勝を挙げてカムバック賞を受賞した。13年オフに巨人にFA移籍。オールスター出場4度。通算成績は375試合で102勝101敗17セーブ、防御率3.77。1メートル84、96キロ。右投げ右打ち。

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