ダルに憧れて東北高へ ハッブス大起の挑戦「あれだけ意識の高い野球選手はいないんじゃないかなと思う」

[ 2021年10月22日 11:35 ]

東北大会に出場した東北高・ハッブス(撮影・川島 毅洋)
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 投手らしい体型をしている。アメリカ人の父と日本人の母を持つ、東北高(宮城)の1年生・ハッブス大起投手が、20日に開幕した秋季高校野球東北大会に出場した。

 21日の初戦、山形中央戦に2―7で敗れ来春センバツ出場は絶望的となったが、レベルの高い舞台での経験は、大きな収穫となった。「厳しいボールを投げられれば良かったですけど、甘く入ってしまった。まだまだだなと思いました」と6回から救援登板し、4回3安打2失点の内容を振り返った。

 小学生低学年まではサッカー少年だったが、股関節を故障してしまった。そんなとき、兄の野球の試合を、父と応援に行くと「試合を見て、楽しそうだなと。楽しいことをやろうと思いました」。小4からは野球に打ち込んだ。

 中学では上尾リトルシニアに所属し、直球の最速は142キロを計測するまでになった。動画でダルビッシュの投球フォームを研究していた右腕は、東北高への進学を決断した。「小学6年生の頃くらいですかね。(ダルビッシュは)凄いなという印象。あれだけ意識の高い野球選手はいないんじゃないかなと思う」と憧れの投手の背中を追った。

 1年夏の宮城大会でも登板するなど、順調に経験を積んでいる。富沢清徳監督は「彼への期待は大きい。ボールの勢いが出てきたので、さらに伸ばしてもらいたいし、ピッチングができる投手になってほしい」と1メートル85、84キロの大型右腕に、さらなる成長に期待した。

 アラバマ州出身の父とは英語で会話するという1年生は「冬は走り込みをして、球数もどんどん投げたい」と目を輝かせた。(川島 毅洋)

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