オリックス3位の国学院大・福永が秘打見せた 阪神5位の亜大・岡留を攻略

[ 2021年10月22日 16:58 ]

東都大学野球1回戦   国学院大4―1亜大 ( 2021年10月22日    神宮 )

<亜大・国学院大>初回2死二塁、先制適時打を放つ国学院大・福永(撮影・木村 揚輔)
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 1回戦1試合が行われた。首位・国学院大が2位・亜大を4―1で下し、5勝目(2敗)を挙げた。オリックスから3位指名を受けた主将の福永奨捕手(4年)は先制打と好守でチームを勝利に導いた。阪神から同5位指名を受けた亜大・岡留英貴投手(4年)は2回途中3失点で黒星を喫した。

 これぞプロが認めた強肩だ。扇の要・福永が流れを変えた。3―0で迎えた2回に1点を返され2死一塁。スタートを切った走者を二塁ベースに突き刺すような送球でアウトに。反撃ムードの亜大を一瞬で静め「走ってくるチームと分かっていた。(投球の)変化球に対して崩れずに投げられた」と涼しげに語った。

 冷たい雨が顔を叩く気温11度の神宮。2位亜大との首位争いに主将のハートは「秋も優勝したいという気持ちがある」と熱かった。

 初回2死二塁では阪神にドラフト5位指名された先発右腕・岡留から右前へ先制打。スピンのかかったゴロが変則的なバウンドで二塁手を避けるように転がった。ツキも味方につけた一打に「ヒットはヒット。先制点が取れたので良かった」と笑い、鳥山泰孝監督も「狙い通りの打球。あのヒットでチーム全体が乗れた」と続いた。

 11日のドラフトでオリックスに3位指名を受けた主将が、攻守で躍動して2季連続優勝へ首位をキープ。横浜でも主将を務めた男は偉大な先輩・松坂の引退に「一緒の舞台でやりたいというのはあった。(横浜OBを)背負うという気持ちを込めて頑張っていきたいです」と誓った。

 リーグ戦は残り3試合とクライマックスが迫るが「“大事な場面こそ冷静に”と考えてやっています」と焦りを見せない。優勝を懸けた1週間の戦いで“東都に福永あり”と刻んでみせる。(柳内 遼平) 

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