阪神 プロ2度目の昇格を果たした小野寺が決意

[ 2021年6月8日 17:09 ]

阪神・小野寺(撮影・後藤 正志)
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 4月30日に登録抹消されて以来、プロ2度目の昇格となった阪神・小野寺が巡ってきたチャンスを活かすべく、決意を込めた。

 「前回初めて1軍に上がって緊張もありましたし、1軍クラスの投手の球に対して肌で感じたこともあった。次1軍に上がった時に緊張しないよう、自信を持って打席に立てるように、常に1軍の投手を頭にイメージして試合や練習に取り組んできました」

 今年4月18日にに支配下契約の締結が発表され、同24日にプロ初昇格。同日のDeNA戦で途中出場し、初打席はシャッケルフォードに空振り三振を喫した。以降は出番が訪れず、同30日に登録を抹消。ウエスタン・リーグではリーグトップの打率・308を記録して2度目のチャンスを掴んだ男は「ベンチでの声であったり、ここぞの場面での代打であったり。打つこと、声を出すこと、すべてでチームを勝ちに持っていけるような仕事をしたいです」と意気込んだ。

 また、小野寺と同じ大卒2年目で、今季初昇格を果たした右腕・小川は「キャンプは1軍にいてそこからファームに落ちてしまったんですけど、これまでファームでやってきたことを全部出して、しっかり結果に繋げていけるように頑張りたいと思います」と誓った。岩崎、小林の離脱などで手薄になっている救援陣を救う働きが期待される。

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2021年6月8日のニュース