門倉氏 自宅に戻った 妻がブログで報告「うつ病と診断」

[ 2021年6月8日 05:30 ]

自宅に戻ったことが判明した門倉氏(2020年1月撮影)
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 5月15日から行方が分からなくなっていたプロ野球・中日前2軍投手コーチの門倉健氏(47)が6日夜に自宅に戻ったと7日、妻が門倉氏のブログで報告した。失踪から23日で解決した。中日の加藤宏幸球団代表は「今日(7日)の午後、ご家族から球団に連絡がありました。我々も安否を心配していたので安心しました」とコメントした。

 妻はこの日、夫のブログで「夫、門倉健が昨夜、無事、自宅に戻りました」と報告した。ただ「医師の治療を要する状況と思われた」ため、診察を受けた結果、うつ病と診断されたとした。

 失踪の経緯や理由についても「私たち家族すら聞くことができない状態」と説明。当面の間、治療と静養に専念した上で「回復を待ち、本人から説明の機会を設けたい」との意向を示した。

 門倉氏は5月15日に無断で練習を休み、赴任先の愛知県内の住宅に携帯電話や財布を置いたまま姿を消した。翌16日に家族が愛知県警に捜索願を提出。その後、球団に退団届が郵送され、家族により本人の直筆と確認されたため、球団は26日に受理した。

 退団届の消印は、赴任先の愛知ではなく自宅のある横浜市だった。今月3日には門倉氏が見つかっていたことをスポニチ本紙が報じた。

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2021年6月8日のニュース