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上武大・ブライト健太 大会1号V弾「長打が魅力なので、もっとアピールしたい」

[ 2021年6月8日 05:30 ]

第70回全日本大学野球選手権第1日 1回戦   上武大1―0西日本工大 ( 2021年6月7日    神宮 )

<上武大・西日本工大>2回無死、ソロ本塁打を放ち笑顔を見せる上武大・ブライト(撮影・河野 光希)
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 第70回全日本大学野球選手権が開幕し、1回戦7試合が行われた。2大会連続出場の上武大は、4番のブライト健太外野手(4年)が今秋ドラフト上位候補に挙がる西日本工大・隅田知一郎(ちひろ)投手(4年)から大会1号となる決勝弾を放ち、1―0で接戦を制した。名城大・松本凌人投手(2年)は沖縄大を相手に3安打完封勝利を挙げた。

 小6で野球を始めるまで、柔道をやっていた。上武大の主砲・ブライトは「忍耐力を鍛えた」と振り返る。どんな状況でも心を落ち着かせる。これが、野球に役立っている。

 0―0の2回。先頭で打席に入った。ドラフト上位候補に挙がる左腕・隅田の2球目を左翼ポール付近まで飛ばした。大ファウルにも気持ちは乱れない。直後の143キロ直球を打ち直し、左中間席に放り込んだ。

 「ストレートの速い投手なのは分かっていた。球種を張るというより、甘いコースを強く振ろうと思った。強いスイングができてホームランになった。長打が魅力なので、もっとアピールしたい」

 ガーナ人の父を持ち、50メートルは5秒8、遠投100メートルの大型外野手。都葛飾野時代に38本塁打を放ち自信を胸に上武大に進学したが、打撃で悩んだ。ボール球を我慢できるようになり、確実性がアップした今春からレギュラーに定着。リーグ戦14試合で打率・380、3本塁打をマークしMVPに選出された。日本ハム・大渕隆スカウト部長は「リストが柔らかく使える選手」と長距離砲を評した。

 8年ぶりの日本一を狙うチームは、4番が挙げた1点を、3年生右腕の加藤が4安打完封で守った。谷口英規監督は「中心選手が活躍した」と投打のヒーローを称えた。(川島 毅洋)

 ◆ブライト 健太(ぶらいと・けんた)1999年(平11)5月7日生まれ、東京都足立区出身の22歳。小6から野球を始め、中学では軟式のシニアクラークに所属。都葛飾野では1年夏からベンチ入り。甲子園経験なし。1メートル84、84キロ。右投げ右打ち。

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