大腸がん闘病中の大島康徳さん「お互いに頑張ろう!焦らずに行こう!」 北別府さん激励に感謝

[ 2021年6月8日 15:42 ]

元プロ野球選手の大島康徳氏
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 ステージ4の大腸がんと肝臓転移を公表し、たまった腹水3リットルを抜く治療を受けて退院した元日本ハム監督で野球解説者の大島康徳さん(70)が8日、自身のブログを更新。前日7日に自身のブログを通じて大島夫妻へ激励メッセージを送った元広島エースで野球解説者の北別府学さん(63)に感謝した。

 「北別府さん!心配と応援のメッセージをありがとうございました。お互いに頑張ろう!焦らずに行こう!」と大島さん。「お知らせ下さった読者さんにも、お礼を申し上げます」とブログ読者にもお礼の言葉をつづった。

 2017年2月にステージ4の大腸がんを患っていることを公表した大島さんは腹水を抜く治療を受けるため今月3日に入院し、6日に退院。6日夜のブログでは、抜いた腹水の量が3リットルであったことを公表した。7日には「私が受けた治療はカート療法というものでした。3~4時間かけてお腹に差した針でゆっくりと腹水を抜き抜いた腹水をろ過しそれを、今度は点滴でやはり3~4時間かけて体に戻すという治療でした。腹水には大切な栄養分も含まれているので、それは体に戻すのだそうです」と治療内容も公開している。

 これを受け、北別府さんは7日に自身のブログを更新。「私も随分と励まして頂いた大島先輩」と書き出すと「今大変な状況を乗り越えておられると言う記事を拝見しました」と大島夫妻について記述。「名球会ハワイ総会で毎年お目にかかっていましたが、大島ご夫妻の仲の良さは皆が認めるところでした。病気をされていない時から一心同体かと思えるほど何をされるにも一緒でしたよね。その当時我が家は?と家内と話をしましたが2心2体!と言われたような記憶があります」とジョークもまじえて大島夫妻の仲の良さについて触れ「必ずや今回もお二人で乗り越えてください」とメッセージ。「直接の連絡先を知らないのでこちらから失礼します!」と結んでいた。北別府さんは昨年1月に成人T細胞白血病を患っていることを公表。愛妻の献身的な支えを受けながら同年5月には次男をドナーとする骨髄移植を受け、今年3月には約1年2カ月ぶりにテレビ番組コメンテーターとして“現場復帰”を果たしている。

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2021年6月8日のニュース