巨人・今村 58日ぶり白星なるか オリ打線を5回零封、勝利投手の権利得て降板も「申し訳ないです」

[ 2021年6月8日 20:06 ]

交流戦   巨人―オリックス ( 2021年6月8日    京セラD )

<オ・巨1>5回を3者凡退に抑えガッツポーズを決める今村(撮影・後藤 正志)
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 巨人の10年目左腕・今村信貴投手(27)が8日に出場選手登録され、オリックス戦(京セラD)に即先発登板。5回3安打無失点と好投し、58日ぶりとなる今季3勝目の権利を得て降板した。

 味方打線が松原の初回先頭打者アーチで先制。だが、その後はオリックス先発右腕・山岡に4回まで8三振を喫するなど膠(こう)着状態の中、今村は要所を抑えて無失点。5回にウィーラーの適時二塁打で貴重な追加点が入ると、その裏を3者凡退に仕留め、この回限りで降板となった。

 今村の投球内容は5回で打者21人に対して86球を投げ、3安打無失点。3三振を奪い、与えた四球は4つだった。

 前回先発登板した5月23日の中日戦(バンテリンD)で2回途中3安打3失点で降板し、今季2敗目。3回5安打2失点(自責1)で降板した同16日の阪神戦(東京D)に続き2試合連続で序盤でマウンドを降り、翌24日に登録抹消となった。今村が勝てば、9回で142球を投げ3年ぶりの完封勝利をマークした4月11日の広島戦(マツダ)で今季2勝目をマークして以来7試合&58日ぶりとなる。

 ▼巨人・今村 得点を与えずに何とか粘れたとは思いますが、余計な四球が多くリズムを悪くしてしまいました。本来であればもっと長いイニングを投げなければいけない中で中継ぎ陣に負担をかけてしまい申し訳ないです。

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2021年6月8日のニュース