巨人、戸田を支配下登録　阿部2軍監督から「疲れあるか？」の直後…

育成から支配下登録された巨人・戸田（球団提供）
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　育成から支配下選手契約を結んだ巨人・戸田懐生投手（20）が8日、リモートでの会見を行い「（支配下は）すごい早かったなって感じでした。（ファームでは）試合の中では粘って試合を作れた」と語った。

　昨年に四国IL・徳島から育成ドラフト7位で入団。今季はイースタン・リーグ6試合で3勝0敗、防御率3・44と好成績を残している。支配下選手登録の一報は阿部2軍監督から知らされたといい「『投げてて疲れあるか？』と言われて大丈夫ですと。（その直後に）『もっと疲れるところに行かせてあげるよ』と言われました」と明かした。

　報告は両親に最初に伝え、「おめでとう」「ここからがスタートだから」と声を掛けられたという。戸田自身も「支配下になりたいという気持ちでやってきたので、スタートラインに立ったのかなと思います。初勝利を目標にやっていきたい」と表情を引き締めた。

　目標とする投手には元中日の川上憲伸氏を挙げ「野球を始めた時から、気持ちを前面に出した投球に憧れた。地元が愛知県なので中日とやってみたい」と話した。