ロイヤルズの先発コワーは悪夢のメジャーデビュー戦 史上14人目の“記録的”な屈辱

[ 2021年6月8日 15:09 ]

メジャー・デビュー戦で1回持たずにマウンドを降りたロイヤルズ先発のコワー(AP)
Photo By AP

 エンゼルスの大谷翔平(26)と対戦したロイヤルズの先発ジャクソン・コワー(24)はこの日がメジャー・デビュー戦だったが、打者7人に対して3安打2死球で4点を許し、39球を投げただけの2/3回で降板した。

 コワーはフロリダ大から2018年のドラフトで2巡目(全体33番目)に指名された196センチの大型右腕で、今季3Aオマハでは5勝0敗、防御率0・85という好成績を残してメジャーに昇格。3Aでは31回2/3で41三振を奪っていたが、メジャーのマウンドは勝手が違ったのかまったく精彩を欠く内容となった。

 メジャーでのデビュー戦で4点以上を許し、1回持たずにマウンドを降りたルーキーは1980年以降、コワーが14人目。初回での3暴投は2003年以降ではメジャー全体で初めてで、現時点での防御率は54・00となってしまった。

 一方、エンゼルスの先発、ディラン・バンディー(28)は5回2/3を6安打2失点に抑え、今季11回目の登板でようやく初勝利(6敗)を挙げた。

続きを表示

2021年6月8日のニュース