プロ野球 新型コロナワクチン副反応は特例適用 連続試合出場記録は継続

[ 2021年6月8日 05:30 ]

 プロ野球は7日、実行委員会をオンラインで開き、新型コロナウイルスのワクチン接種後に副反応として体調不良などを訴えた選手には、登録抹消後すぐに復帰できる「感染拡大防止特例2021」(通称・特例2021)を適用することを確認した。またワクチン接種での体調不良での特例適用の場合は、連続試合出場記録は継続することを決めた。

 特例2021を適用することで、通常の抹消期間である10日間を経ずに、体調が回復すれば翌日にでも再登録することができる。先にワクチン接種が進んでいる大リーグでは、ドジャースの筒香がレイズ在籍時の4月29日に接種後の体調不良により負傷者リスト入りし、翌30日に再登録されて復帰した例などがある。

 また12球団代表者会議ではスポーツ庁に対して、ワクチンの職域接種の希望を伝えることも決めた。球団やNPBが職域にあたるのかなどの行政の判断と指示を待って、対応を協議していく。

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2021年6月8日のニュース