広島新庄が劇的サヨナラ勝ち 選抜初のタイブレーク目前に花田が決めた!

[ 2021年3月24日 05:30 ]

第93回選抜高校野球大会第4日第3試合 1回戦   広島新庄1ー0上田西 ( 2021年3月23日    甲子園球場 )

<広島新庄・上田西>延長12回2死一塁、広島新庄・花田はサヨナラ打を放ちガッツポーズ(左) (撮影・後藤 大輝)
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 選抜史上初のタイブレーク目前でドラマは起きた。先発し自己最速タイの144キロを計測するなど7回1/3無失点の好投で一塁に回った後の延長12回2死一塁。広島新庄4番の花田侑樹の一撃は右翼手の頭上を越えるサヨナラ二塁打となった。

 「何とか打って勝ちに導けたらと思った」

 21日の雨天順延を受け、試合は当初の予定から一日遅れた。末弟の小学校卒業式と日程が重なり観戦予定だった弟と母・まどかさんは広島に残った。21日に母からの「絶対、勝ってね」のLINEに「任せとけ」と決意を込め、返答した。

 アルプスで観戦した父・淳さんは「有言実行してすごい」と涙を流した。次戦は両親、兄、2人の弟が観戦予定。愛する家族に勇姿を見せる。

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2021年3月24日のニュース