京都国際・朴慶洙校長も初出場初勝利に歓喜「日本のため、韓国のため」

[ 2021年3月24日 14:44 ]

第93回選抜高校野球大会第5日第2試合 1回戦   京都国際5―4柴田 ( 2021年3月24日    甲子園 )

声援を送る京都国際・朴慶洙校長
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 第93回選抜高校野球大会第5日は24日、兵庫県西宮市の甲子園球場で1回戦が行われた。春夏通じて初の甲子園出場校同士の対戦となった第2試合では、京都国際(京都)が延長10回の末に5―4で柴田(宮城)に勝利した。

 京都国際の朴慶洙(パク・キョンス)校長(62)は初出場初勝利に「最高です。次も日本のため、韓国のために頑張ります」と喜んだ。

 17年に校長就任。それまでは韓国政府の職員として、教育部(日本の文科省の旧文部省部門に該当)などで勤め、九州で日本語を学んだ縁で同校のトップとなった。三塁側アルプスから青々とした芝生を眺め「僕が考えていた以上に、甲子園に出ることはこんなに大きいことなんだと改めて思いました」と感激の面持ち。野球部の寮である寄宿舎は、今月末に改修工事が終わる予定。「僕にできることは、支援をしてあげること。夢を成し遂げるために頑張っている子どもたちを、これからも支援したい」と話していた。

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