レッドソックス・沢村、オープン戦3度目登板で初の無失点 課題のストライク率大幅改善

[ 2021年3月24日 02:30 ]

オープン戦   レッドソックス10-4レイズ ( 2021年3月22日    ポートシャーロット )

レイズ戦の5回に登板し、1イニングを1安打無失点に抑えたレッドソックス・沢村
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 レッドソックスの沢村が22日(日本時間23日)、メジャー適応に向けて前進した。レイズ戦の5回に登板し、1イニングを零封。オープン戦3度目の登板で初めて無失点に抑えた。

 「意図しているボールを投げる確率が上がってきている」。先頭打者に二塁打され、2死から四球を与えたが、最後はローを直球で空振り三振に封じた。最速97マイル(約156キロ)をマークした直球には球威があり、スライダーは「カウントを稼いだりできたのは良かった」。23球を投げストライクは14球。過去2試合いずれも38%だったストライク率は61%へと上がった。

 キャンプ合流が遅れ「焦っていたと思います」と振り返り「リセットしてやっていこう」と切り替えて奏功。アレックス・コーラ監督も「良くなってきている」と評価した。

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