北海 センバツ10年ぶり白星ならず、平川監督「相手の粘り強さがすごかった」

[ 2021年3月19日 13:17 ]

第93回選抜高校野球大会第1日第1試合 1回戦   北海2―3神戸国際大付 ( 2021年3月19日    甲子園 )

<神戸国際大付・北海>先発登板した北海・木村(撮影・後藤 正志)
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 第93回選抜高校野球大会が19日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。昨春は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、2年ぶりの開催。開幕戦となった第1試合では、北海(北海道)と神戸国際大付が対戦。北海は延長10回の末、1―2で敗れ、10年ぶりのセンバツ白星はならなかった。

 北海は2回、2安打と1四球で2死満塁とし杉林蒼太が押し出し四球を選んで先制。5回1死二塁からは林大海の中越え適時二塁打で加点した。投げては、エース左腕・木村大成が切れの良い直球と鋭く曲がり落ちるスライダーを武器に好投したが、終盤に力尽きて9回に同点とされ、10回にサヨナラ打を浴びた。

 試合後、平川敦監督(49)は「相手チームの粘り強さがすごかった。9回にミスが重なったことは夏に向けて修正する部分」と振り返り、木村の投球は「非常によかった。両サイドの制球も変化球とのコンビネーションもよかった。今回の経験を生かしてほしい」とエースの力投を称えていた。

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2021年3月19日のニュース