ソフトB「第6の男」は大竹! 工藤監督が4年目左腕を抜てき「持っているものを出して」

[ 2021年3月19日 05:30 ]

先発ローテーション最後の6枠目をつかんだ大竹(撮影・岡田 丈靖)
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 「第6の男」は大竹!ソフトバンクの工藤公康監督(57)は18日、開幕ローテションの最後1枠に大竹耕太郎投手(25)を抜てきしたと明かした。

 対外試合で3試合に登板し、計11回で2失点とアピールを続けてきた左腕が、19年以来2年ぶりの栄誉をつかんだ。ペイペイドームでの全体練習後、工藤監督は「心の底から1年間ローテ守らないといけないと思ってくれたら。僕らが期待しているのは、彼の持っているものを一試合一試合に出してもらうこと」と4年目で飛躍を期す左腕に期待した。

 大竹は二保、杉山と最後の1枠を争っていたが、モイネロの調整遅れのために杉山の救援起用が決定。二保は16日の教育リーグ・オリックス戦で5回5安打5失点と崩れたのに対し、大竹は5日の阪神とのオープン戦で3回無失点、13日の中日との2軍戦で5回2失点など、3試合で防御率1・63と結果を出した。

 大竹は「今年の目標として1年間、先発で投げ切る。まずは開幕ローテに入らないと話にならない」と話していた。最初の目標はクリアしたが、勝負はまだまだ続く。エース千賀や東浜が調整のピッチを上げており、指揮官は「本当の勝負は開幕してから。不安があれば外されるケースも出てくる」と奮起を求めた。

 これで3月26日のロッテとの開幕戦から石川、高橋礼、和田、笠谷、武田、大竹と続く開幕ローテーションが固まった。左右3枚ずつの顔触れで、リーグ2連覇へ開幕ダッシュをかける。

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2021年3月19日のニュース