悪球打ちの西武山川、ドカベンでは岩鬼ではなく、殿馬推し

オープン戦   西武1ー5DeNA （ 2021年3月19日    メットライフD ）

＜オープン戦　西・D1＞4回無死、中越えソロ本塁打を放った山川（左）はベンチ前でどすこいポーズ（撮影・尾崎　有希）
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　西武・山川穂高内野手（29）が4回先頭で顔の付近まで浮いた浜口のチェンジアップを強引にバックスクリーンに運んだ。

　名作野球漫画「ドカベン」に登場する岩鬼正美を思わせる悪球打ちだったが、当の本人は「つまようじ食ってる人？　あ、葉っぱか」と苦笑い。改めて好きなキャラクターを問われると「個人的にはああいうキャラクターが好き」と小兵の殿馬を指名。自身も名曲「エリーゼのために」などを弾きこなすため、音楽の才能があり、打席の中で数々の秘打を生み出す男に親近感が沸いたようだった。