明徳義塾 甲子園出場40回目で初の初戦零敗、馬淵監督「打てなかったですねえ」

[ 2021年3月19日 15:45 ]

第93回選抜高校野球大会第1日第2試合 1回戦   明徳義塾0―1仙台育英 ( 2021年3月19日    甲子園 )

<仙台育英・明徳義塾>明徳義塾の先発・代木(撮影・井垣 忠夫)
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 第93回選抜高校野球大会が19日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。昨春は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、2年ぶりの開催。昨秋の地区優勝校の対決となった第2試合では、明徳義塾(高知)が0―1で仙台育英(宮城)に敗れた。明徳義塾の初戦零敗は初夏通じて40回目の甲子園出場で初めて。

 エース左腕・代木大和が10安打されながら粘りの投球で最少失点に抑えたが、打線が仙台育英の古川、伊藤のリレーの前に1安打に抑えられた。

 試合後、馬淵史郎監督(65)は「打てなかったですねえ。相手の継投は、あのような戦い方をしてきたので驚かなかった。ただ伊藤投手はテンポが速く球威もある。直球を狙わせたが、振り遅れて、しかもなかなかボール球がなかったので崩すことができなかった」と振り返った。自軍の先発・代木には「10安打されたが、よく抑えた。夏に向けてもっと直球が速くなればカットボールが生きる。そういう投手になると思う」とし、センバツが開催されたことには「生徒たちの励みになる。指導者としてもありがたいです」と感謝していた。

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