ロッテ・朗希ついにプロ初登板!3・6か7の西武戦へ井口監督「おそらく1イニングに」

[ 2021年2月27日 05:30 ]

3月6、7日の西武とのオープン戦でプロ初登板が有力となった佐々木朗希(球団提供)
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 待ちに待った実戦デビューだ。ロッテ・佐々木朗希投手(19)が3月6、7日の西武とのオープン戦(ZOZOマリン)でプロ入り後、初めて実戦登板することが26日、有力となった。12日に石垣島の1軍キャンプ終了後は、同地での2軍キャンプに合流して調整。24日のシート打撃では最速149キロを計測した。井口資仁監督(46)は3月2日からの大阪遠征に2年目右腕を合流させ、最終チェックして判断する。

 前夜にチャーター機で宮崎から高知入りした井口監督は、25日に打ち上げた石垣島2軍キャンプで調整してきた佐々木朗の今後について明かした。

 「大阪で一度、1軍に合流させる。そこで投球を見て、マリンで投げるかどうかを判断できたら」

 チームは27、28日に高知で西武と2試合を行い、3月2日からは大阪に移動してオリックスと2連戦(京セラドーム)。ここで、吉井投手コーチを交えて2年目右腕のブルペン投球を視察し、プロ初登板のスケジュールを調整する方針だ。

 大阪遠征後には、ZOZOマリンで6、7日と西武戦が予定される。実戦デビューには絶好のタイミングだ。指揮官は「(6、7日になるか)まだ分からないが、次のブルペンで決めることになると思う」と言及。起用方法に関しては「おそらく1イニングになる。先発は回数が伸びてきているので、後ろ(救援)になる」と具体的なところまで踏み込んだ。

 「令和の怪物」と騒がれた1年目の昨季は、5月のシート打撃登板で160キロを計測。ところが、剛腕ゆえの反動から、その後に右腕などの張りが取れず、最後まで実戦登板できずに体づくりに専念した。

 ただ、今年はキャンプ初日からブルペン投球を行い、24日には約9カ月ぶりの実戦形式となるシート打撃に登板。打者4人に計17球を投じ、最速149キロを計測して2三振を奪った。自己最速163キロにはほど遠いものの、佐々木朗は「高めに浮いた球もあったので、修正しながら次に生かしたい」と前向きに話していた。

 井口監督も石垣島から送られてきた映像をチェック済み。「制球重視で投げている感じだったけれど、変化球も腕は振れていた。次、試合に入ったらどうなるかといったところかな」と実戦での投球を心待ちにする。開幕ローテーション入りの可能性も完全否定せず「まだ、ベールを脱いでないので分からない。我々もまだ見ていないので…、どうでしょうか!?」と話すにとどめた。浮かべた不敵な笑みこそが、期待の大きさといえそうだ。(横市 勇)

 ▽佐々木朗の最後の実戦登板 大船渡3年時の19年、U18侍ジャパンの一員として出場したW杯で、9月6日のスーパーラウンド第2戦(対韓国)に先発。しかし、8月26日の大学日本代表との壮行試合でつぶれていた右手中指の血マメを悪化させ、わずか1回19球で降板した。最速は153キロで、打者4人に対して遊ゴロ、四球、左飛、空振り三振。チームは延長10回タイブレークの末、4―5で逆転サヨナラ負けを喫した。

 ≪同期入団のオリックス高卒投手・宮城は昨年初白星≫佐々木朗と同期入団の高卒投手で昨年1軍デビューしたのは、宮城(オ)と奥川(ヤ)の2人。宮城は3度目の先発となった11月6日の日本ハム戦でプロ初勝利をマークした。打者では石川昂(中)、黒川(楽)が10試合以上に出場。紅林(オ)、森(D)らも安打を記録したが、本塁打を放った選手はいなかった。

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