膨らむ「開幕投手」のイメージ 阪神・藤浪が実戦的な投球で3回1失点

[ 2021年2月27日 15:15 ]

練習試合   中日―阪神 ( 2021年2月27日    北谷球場 )

<中・神>4回1死三塁、阿部(左)に左前適時打を打たれる藤浪(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 エース西勇がぜん息のため調整が遅れる中、「3・26」開幕に急浮上したプロ9年目の阪神・藤浪が中日戦に2番手で登板した。

 立ち上がりの4回、先頭・京田に逆方向への左二塁打を打たれ、1死三塁から阿部の遊撃強襲打で1点を失ったが、3回42球を投げ、3安打1失点。「全部の球を狙い通りに投げることはできないけど、意図したところで、意図したボールを投げて、意図したアウトが取れれば」と4回1死一塁から高橋を遊ゴロ併殺に仕留めるなど、実戦と投球イメージを近づける取り組みにも挑んだ。

 21日の広島戦では直球割合を5割以下に抑えるテーマで臨み、3回2安打無失点。段階は着実に踏んでいる。

続きを表示

2021年2月27日のニュース