阪神・井上「ビックリ」 ウエスタン優秀選手賞受賞 高卒1年目でリーグ2位タイの9本塁打

[ 2020年12月17日 13:24 ]

阪神の井上
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 プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2020 supported by リポビタンD」が17日に都内で開かれ、阪神の井上広大外野手(19)がウエスタン・リーグの優秀選手賞を受賞した。

 「1年目から選ばれるとは思わなかったので、ビックリしているというのが一番です」

 井上は高卒1年目ながらウエスタン・リーグ69試合に全て4番で出場し、リーグ2位タイの9本塁打、同3位の36打点。9本塁打は球団の高卒新人としては02年桜井に並んでの最多本塁打だった。ともに優秀選手賞を受賞したリチャード(ソフトバンク)、宮城(オリックス)、羽月(広島)、岡林(中日)とのリモートトークでは、本塁打と打点で2冠となったリチャードから「シーズン後半はちょっと意識して、負けないように頑張っていた」と話を向けられ、井上も「本塁打(数)が並んだ時は試合前にお話ししたりしていたので、自分も抜かれたときは意識して試合に臨むようにしていました」とタイトル争い当時のライバル意識を明かした。

 1年目から1軍で適時打を記録するなど将来を期待される未来の4番候補は「来季の目標は開幕1軍を掴み取って、1試合でも多く試合に出場すること。来季はお客さんが入った球場で自分たちの全力プレーを見せられるように頑張るので応援よろしくお願いします」と力を込めた。

 なお井上は、スポーツニッポン選定の新人賞と日刊スポーツ選定の努力賞も受賞した。

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2020年12月17日のニュース