MLB監督会見 カブスのロス監督は「前へ進むための大きなピース」とダルビッシュ絶賛

[ 2020年12月17日 21:56 ]

カブス・ダルビッシュ(AP)
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 大リーグは16日(日本時間17日)、オフ恒例の各球団監督による取材対応が3日目(全5日間)を迎え、6球団の監督がオンライン会見に応じた。以下、3監督の主なコメント。

 ▼カブス デービッド・ロス監督
 「162試合をオンタイムで行えると計画している。それが我々のベストプロセスだが、多くのことが変わることを覚悟し、全てのことにアジャストしていく必要がある。それが3月なのか全てのことにね。何が起こるかは理解しなければいけない。誰もができる限り早く通常のシーズンに戻ることを望んでいる。ペイロール(チームの総年俸)については私は何も質問していないし、ジェド(ホイヤーGM)も私に話していない。私の仕事は監督でありそれに徹する。先発投手が必要であることに変わりはない。特に60試合のシーズン後では投手はビルドアップできない。162試合ならば投手の必要性は増すし、強化する必要がある。投手の必要性はジェドと話し合っている。我々は常に勝つためにチャンピオンになることワールドシリーズに勝つことがゴールだ。(ダルビッシュとヘンドリックスは)我々にとって前へ進むための大きなピースだ。私がGMの立場ならば残したいだろうし、他に与えたくないだろう。ジェドは勝つことに重視している。ベストチームを作ることに全力を尽くしている。国が判断することとも言えるが、我々は2月に通常の春季キャンプが始まることを願っている」
 
 ▼マリナーズ スコット・サービス監督
 「(菊池について)心配していることはない。一つ一つの球種の質が向上し多くのポジティブな要素を示した。ストライクゾーンで打者を支配していた。米国でプレーすることにも慣れただろう。来季はもう少し安定感を増すことがテーマになる。(先発6人制は)うまく機能したし、気に入っているので来季もその方針で行くつもりだ。雄星(菊池)もその方が良い結果が出ている。先発6人制のためにも先発投手の補強は続ける。トレード、FA、マイナーからの底上げ、全ての可能性を注視していく。急ぐ必要はない。まだ時間はある。先発投手陣の底上げを続けていく」

 ▼ロッキーズ バド・ブラック監督
 「我々は通常のシーズンになることを望んでいる。我々の課題を埋めるためにフロントも常に仕事を続けている。代理人、他球団のGMや編成本部長などと電話で話を続けている。投手陣の補強が一番の課題。先発、ブルペンを含めて。左の救援投手は特に欲しい。野手では外野手で右翼を守れ、可能であれば打力がある選手がいい。特に投手にとって春季キャンプは大切。状態をつくるくらい上げていくのには6週間が必要。だから通常の状態をつくり上げるには通常の春季キャンプが必要だ」

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2020年12月17日のニュース