オリックス・沢田「無理と思うくらいの数字を自分で設定」 2100万円プラス出来高でサイン

[ 2020年12月17日 05:30 ]

2度目の交渉もダウン提示で契約更改し納得したと笑顔を見せる沢田(撮影・後藤 正志)
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 オリックス・沢田が16日、大阪・舞洲の球団施設で2度目の契約交渉に臨み600万円減の2100万円プラス出来高(金額は推定)で更改した。

 「インセンティブを付けてもらいました。タイトルを取れるくらいの数字。勝ち、ホールド、セーブも入れて数十以上。普通は無理と思うくらいの数字を自分で設定しました」

 提示額は、保留した3日の前回交渉と変わらなかったが、直談判で1000万円前後のインセンティブを勝ち取った。久保充広管理部長は「具体的な数字は言えませんが、かなり目標値が高いので球団にとっても頼もしいです。納得できる範囲ですね」と説明した。

 今季は24試合登板で0勝2敗、防御率3・43。9月に右肘痛で離脱したが「100%での投球もやれています」と状態良化を強調。「(球団からは)勝ちにつながる場面での登板を期待してくれているので、それを裏切らないようにしたい」と力を込めた。(湯澤 涼)

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2020年12月17日のニュース