阪神・青柳 昇給の次は“昇進”へ 2桁勝利&貯金でエース・西勇を超える

[ 2020年12月17日 05:30 ]

契約更改を終え笑顔で会見する阪神・青柳
Photo By 代表撮影

 昇給の次は「昇進」だ。阪神・青柳晃洋投手(27)は2000万円増の推定年俸5000万円で更改。来季は自身初の2桁勝利&貯金を目標に、エース西勇を超えることを宣言した。

 「西さんにおんぶに抱っこではなく、超えられるように頑張っていきたい。僕自身、今年13勝を掲げて全然届かなかった。掲げた数字は超えられるように。貯金も(これまで)つくれていないので、目標にしていきたい」

 今季は開幕からシーズンを通してローテーションを守り2年連続で規定投球回をクリアしたが、昨季の9勝(9敗)を下回る7勝(9敗)に終わった。

 シーズン後に西勇が発した「生え抜きの若手の突き上げが欲しい」のコメントを、青柳も意気に感じており「長いイニングを投げて、勝つ確率を増やしていきたい」とさらなる成長を目指す。

 結婚後から結果を残していることもあり、昇給した分の使い道について問われると「家族のために有意義に使えたら」と感謝の気持ちも忘れず。来季は公私ともに大黒柱となる。(長谷川 凡記)

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2020年12月17日のニュース