日本ハム金子が減額制限超え1億4500万円減で更改 球団史上最高ダウンに「皆さん、びっくり…」

[ 2020年12月17日 18:03 ]

<日本ハム>契約更改を終え会見で話す金子(代表撮影)
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 日本ハムの金子弌大投手(37)が17日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季年俸1億8000万円から減額制限(1億円以上は40%)を大幅に超え、球団史上最大となる81%減の年俸3500万円プラス出来高払い(金額は推定)で更改した。

 日本ハム移籍2年目の今季は、本人の希望で中継ぎとして働き、移籍後最多の34試合に登板したが、1勝3敗、防御率5・11と精彩を欠いた。交渉後の記者会見が終わると、自ら「皆さん、びっくりすると思いますよ。覚悟されていますか?80%くらいのダウンです」と自ら大幅ダウンで更改したことを明かした。

 14年に沢村賞を獲得した実績のあるベテランは「来年はもう一度先発投手としてやらせてくださいと球団に伝えました」と来季は先発として勝負することを明言。「今年しっかり結果を残していれば、“来年先発やらしてください”という気持ちにならなかったと思う。正直なところしっかり結果が残らなかった。中継ぎでも結果を残したいと思いつつ、先のことを考えたときに、あと5年、10年できるのかと言われたら、それは可能性が低い。来年いかに結果を残すかを考えたときに、先発なのかなと自分の中で答えを出したつもりです」と説明した。

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2020年12月17日のニュース