中日・木下拓　正捕手確立、そして最高峰舞台での「タクヤ対決」待望

スポニチ制定「2020年度プロ野球最優秀バッテリー賞　powered　by　DAZN」表彰式 （ 2020年12月16日    東京ドームホテル ）

2020プロ野球最優秀バッテリー賞表彰式　イエローハットに手をやり、笑顔を見せる中日・木下拓（左）と大野雄（撮影・木村　揚輔）
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　中日・木下拓も頂上決戦での「タクヤ対決」を夢見た。日本シリーズ全4試合で先発マスクをかぶり、自慢の強肩だけでなく2本塁打を放ったソフトバンクの甲斐の力を認めた上で対決を待望した。「日本シリーズは全試合、テレビで見ましたが、肩もそうだけど全部がレベルが高い。年齢は（甲斐が）1歳下だが、すべてにおいて負けている。日本シリーズで対戦して勝ちたい」

　今季は自己最多88試合に出場し打率・267、6本塁打、32打点に加え、両リーグ最高の盗塁阻止率・455をマーク。それでも「大野さんと組んでいたので選ばれた」と謙遜。まずはチームで正捕手の地位を確立し「もうちょっとふさわしい数字を残して、この場に来たい」とさらなるレベルアップも誓った。