巨人・戸郷、プロ初完封&2カ月ぶり9勝目逃す 広島・菊池涼の土壇場同点弾で引き分け

[ 2020年11月3日 17:02 ]

セ・リーグ   巨人2―2広島 ( 2020年11月3日    マツダ )

9回2死一塁、菊池涼に同点2ランを浴びた戸郷 (撮影・森沢裕)
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 巨人は先発の戸郷が9回2死まで無失点投球も、菊池涼に同点2ランを被弾。2―2の引き分けに終わった。

 4回に坂本が通算2000安打にあと3本と迫る中前打で出塁。岡本が四球を選んで好機を広げると、丸が右翼へ適時二塁打を放って先制した。6回には2死一、三塁とし、途中出場の陽岱鋼が1軍復帰後初安打となる左前適時打を放って追加点を奪った。

 戸郷は得点圏に走者を背負った場面でも動じず、高卒2年目らしからぬ落ち着いた投球。6回1死一、二塁のピンチを切り抜けると、7回、8回も無失点。そのまま9回もマウンドに上がった。

 9回も2死を奪い、プロ初完投初完封まであと1人としたが、ここで菊池涼に同点2ランを被弾。9回146球の熱投実らず、9月27日中日戦以来となる2カ月ぶりの9勝目を逃した。

 広島は先発の九里が9回2失点の力投。菊池涼に土壇場で一発が飛び出し、引き分けに持ち込んだ。

 ▼広島・菊池涼 打ったのはストレート。九里が本当に頑張って投げていた。何とか同点につながるホームランになってよかった。風にも助けられました。

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