日本ハム・望月 堂々無失点デビュー「ミットを目がけて投げるだけだった」

[ 2020年11月3日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム0―4西武 ( 2020年11月2日    メットライフ )

プロ初登板の望月(撮影・篠原岳夫)
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 ピンチでも動じない。日本ハムのドラフト5位・望月が西武戦で強心臓ぶりを見せつけ、堂々の無失点デビューだ。

 「捕手のミットしか見ていなかった。ミットを目がけて投げるだけだった。普通にあがることなく投げられた」

 プロデビューは、3点ビハインドの7回だった。失策と二塁打でいきなり無死二、三塁の大ピンチを迎えたが「自分の良さをアピールするだけ。変わらずに投げよう」と動じなかった。呉念庭ウーネンティンを武器のフォークで遊ゴロに打ち取ると、木村、金子もフォークでいずれも投ゴロに打ち取り、1点もやれない場面でゼロを刻んだ。

 これには栗山監督も「初登板にしては落ち着いて、縦の変化の特長も出ていた」と高評価した。創価大から入団1年目の今季。2軍では11試合で1勝4敗、防御率3・13も、シーズン最終盤に巡ってきたチャンスで猛アピールした。今後の1軍生き残りへ、望月は「与えられたチャンスをものにするだけ」と力を込めた。(東尾 洋樹)

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2020年11月3日のニュース