ヤクルト・近藤 戦力外…最後の近鉄出身現役投手 今季登板20試合

[ 2020年11月3日 05:30 ]

ヤクルトから戦力外通告を受けた近藤一樹投手
Photo By スポニチ

 プロ野球の戦力外通告期間が2日から始まり、巨人で14選手、ヤクルトで7選手(育成含む)が戦力外通告を受けた。ソフトバンクは内川聖一内野手(38)の退団を発表した。例年はポストシーズン前後で通告期間を第1次と第2次に分けていたが、今季はコロナ禍による日程変更の影響で期間が分割されず、日本シリーズ終了翌日までとなる。

 ヤクルトは育成を含む7投手に対し、都内の球団事務所などで戦力外通告を行った。巨人・岩隈の引退を受け、最後の近鉄出身の現役投手となっていた近藤も通告を受けた。小川淳司GMは「総合的な判断でそういうふう(戦力外)な決断をしたということです」と口にした。近藤は16年途中にオリックスからトレードでヤクルトに加入。17年から救援に転向すると才能が開花し、18年には42ホールドポイントで最優秀中継ぎのタイトルも獲得したが、今季の1軍登板が20試合にとどまっていた。

 ともにソフトバンクからの加入組である山中、山田大も来季の構想から外れた。唯一、育成選手で通告されたジュリアスは「5年間も続けさせてもらって、感謝の気持ちしかない」と振り返った。7投手ともに現役続行を希望している。

続きを表示

この記事のフォト

2020年11月3日のニュース