阪神ドラ1・佐藤輝 関西№1で卒業するぞ! 三塁守備も自信、近大・田中監督「見てやって」

[ 2020年11月3日 05:30 ]

1日の大産大との練習試合で、三塁守備も上々にこなした阪神ドラフト1位の近大・佐藤 (撮影・奥 調)
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 阪神からドラフト1位指名された近大・佐藤輝明内野手(21)が6日から始まる関西地区大学野球選手権大会へ学生野球の集大成を期した。

 「長打力が求められていると思うので、活躍できるように。勝てるように頑張ります」

 例年は神宮大会出場権を懸けた大会。今年はコロナ禍で全国の舞台にはつながらなくても、田中秀昌監督にも「関西No・1になって卒業してもらわないと」と背中を押された。

 指名後初の実戦だった1日の大産大との練習試合では2本塁打だけでなく、三遊間への鋭い打球を好捕して一回転して一塁へストライク送球するなど三塁守備でも魅せた。「自然な流れで。無理に前へ出てはじくよりは、確実に捕った方がいいかなっていう判断です」。1メートル87、94キロの大きな体を巧みにコントロール。先月27日の指名あいさつで対面した矢野監督に内野志望を明かしたように自信はある。

 田中監督も“推薦状”を出していたという。「矢野監督にも“内野で見てやってほしい”とお話をさせていただいた。本人も内野で勝負したいと。ファーストでも、サードでも、二遊間でも、できると思ってる」。プロでの挑戦を前にまずは大学生活を有終の美で締めくくりたい。(田中 想乃)

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