阪神・藤浪　4日は念願の先発「やりたいなって個人的に思ってる」　ブルペンデーは4回1失点で好投

＜阪神投手指名練習＞キャッチボールをする藤浪（撮影・坂田　高浩）
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　藤浪が2日、甲子園で投手指名練習に参加し、4日のヤクルト戦での先発に備えた。ブルペンでの投球練習などで調整。「いい感じでできているので、ゲームで出せるようにできるかな」と状態の良さを強調した。

　コロナ禍で9月25日に緊急昇格後は中継ぎでフル回転。“リミッター解除”で短いイニングに全力を注ぐスタイルを身に付け、球団初のブルペンデーだった10月28日の中日戦で9月13日以来の先発マウンドで4回1失点（自責0）と好投し、今回の先発ローテーション復帰を決めた。

　「中継ぎがどうとかという話ではなくて、やっぱり先発やりたいなってのは個人的に思ってるところ。もちろん勝ちたいのは当然ですけど、まずしっかり自分のピッチングをできるように。その上で勝ちがついてくれば」

　中継ぎで一定の力を発揮しても、先発として猛虎を支えたい思いは強い。甲子園では17年4月27日DeNA以来の白星をつかみ、来季へ大きな希望をともしたい。　（遠藤　礼）