阪神・陽川 会心弾の裏に特製の筋トレルーム 人知れず流した汗は無駄ではなかった

[ 2020年8月27日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神11-3中日 ( 2020年8月26日    甲子園 )

<神・中(11)> 6回1死一、二塁、陽川は逆転3ランを放ちベンチのナインに迎えられる (撮影・後藤 大輝)
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 【記者フリートーク】阪神・陽川は、自家製の“ウエートルーム”での鍛錬が会心の一撃につながった。今年に入り、退寮時から住んでいたマンションを出て、心機一転、引っ越し。真っ先に新居の一室にそろえたのが、ベンチプレスなど本格的なウエート器具の数々だった。「僕、器具がないとやる気出ないんですよね…思い切ってネットで注文してそろえたんですよ」。

 その後、コロナ禍で3月下旬からチームは活動休止を余儀なくされた。期せずして訪れた“巣ごもり”期間でも、部屋にこもってしっかりと筋力アップに励んだはずだ。

 オープン戦で結果を出し続け、開幕1軍を手中に収めながらまさかの空白期間を経て臨む勝負の1年。人知れず流してきた汗は無駄ではなかった。(阪神担当・遠藤 礼)

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