巨人・戸郷 ヤクルト下しセ全5球団から勝利!5回4安打無失点で7勝目 8月負けなし4連勝

[ 2020年8月27日 21:29 ]

セ・リーグ   巨人5―2ヤクルト ( 2020年8月27日    神宮 )

<ヤ・巨>力投する戸郷(撮影・森沢裕)
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 巨人はヤクルトに5―2で勝利し同一カード3連勝。先発の戸郷が5回4安打無失点で7勝目。8月は負けなし4連勝となり、今季全5球団から勝ち星を挙げた。打線も炭谷の1号先制ソロや丸の13号2ランなど5得点で戸郷を援護。守備でも4回には2死三塁から右翼手・松原の好返球により右ゴロを完成させ勝利を呼び込んだ。

 巨人は3回、炭谷の1号ソロで先制。ヤクルト先発・高梨の外角低め139キロのストレートを右方向へと流し打ち。高々と上がった打球はそのままライトポールを直撃。プロ15年目ベテランの一撃にベンチも大盛り上がりとなった。4回には2死一、二塁から吉川尚の右前適時打も飛び出し2―0とリードを奪った。

 今季ヤクルト戦初登板の戸郷は3回、2死から三者連続四球で満塁のピンチを迎えるもエスコバーを147キロの高めのストレートで遊飛に打ち取った。4回には2死三塁から高梨に右前へ弾き返されるも、右翼手の松原が好返球により一塁で刺殺。高梨は右ゴロで倒れ無失点で切り抜けた。

 このビッグプレーに打線が奮起。5回、1死一塁から岡本が左翼フェンス直撃の適時二塁打で1点を追加。さらに1死二塁から丸が外角に甘く入ったフォークを捉え左翼へ13号2ラン。5―0とリードを広げた。

 戸郷は5回も無失点に抑え、99球4安打無失点で勝利投手の権利を手にして降板。6回は3番手の鍵谷が2死二塁から代打・西浦に左前適時打を浴び1失点。7回には4番手の高梨が青木に11号ソロを浴び、巨人移籍後初失点を喫したが後続を打ち取り無失点だった。

 8回はイニングまたぎとなる5番手の大竹が三塁凡退に抑える好リリーフ。9回はデラロサが無失点で締め、6セーブ目を挙げた。

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