山口俊 メジャー初勝利「日本で成績を挙げてきた配球、低め中心で投げた」

[ 2020年8月27日 15:55 ]

ア・リーグ   ブルージェイズ9―1レッドソックス ( 2020年8月26日    バッファロー )

ブルージェイズ・山口(AP)
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 ブルージェイズの山口俊投手(32)が26日(日本時間27日)、ニューヨーク州バッファローで行われたレッドソックス戦の3回から2番手として登板。4回2安打1失点、2奪三振2四球でメジャー初勝利を挙げた。チームは9―1で勝利した。

 試合後、山口は「ロングリリーフというポジションに少しずつ慣れてきているかなという感覚はあります。先発とは感覚が違うのでまだ難しいかなという思う部分はありますね」と言い、この日の投球を「配球はベンチに戻って、リースと会話をしながら、自分が日本で成績を挙げてきた配球、低め中心で投げていくというのを話し合ってやった結果、何とか勝てたとのかなと思いますと」と振り返った。

 メジャー9試合目での勝利投手には「春のキャンプに始まって、自分の状態を上げて、アメリカの野球に対応していくところからスタートしたんですけど、正直、自分がなかなか対応できず、開幕してから苦労しましたけど、自分が取り組んできたことが結果としてやっと現れてきているので、間違った方向でトレーニング、野球の技術練習をやっていなかったのかなと、少しずつ感じています」と手応えを感じた様子。記念のボールについては「ボールとメンバー表はいただきました。投げ終わってロッカーに戻って、ロッカーで見ている選手と一緒にゲームセットを見守っていました」と明かした。

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2020年8月27日のニュース