巨人・ウィーラーが先制弾＆V撃　高梨の初勝利称賛「ここまでの活躍に敬意を」

セ・リーグ   巨人12－5ヤクルト （ 2020年8月26日    神宮 ）

＜ヤ・巨＞両手でガッツポーズする巨人・ウィーラー（撮影・木村　揚輔
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　猛打の口火を切った。初回、巨人・ウィーラーが左中間席へ先制7号2ラン。左翼ポール際に特大ファウルを放った直後の打ち直しの一発。「ラッキーでした」と笑い、ベンチでヘルメットを“くるりんぱ”して喜んだ。

　「ハクション大魔王」似の愛くるしさで人気の助っ人は6回には、9球粘った末に決勝の左前適時打。9回にも中前適時打を放ち、2戦連続3安打で4打点。夏の暑さ対策にバナナなどの果物摂取と水分補給で備え、大暴れした。

　3番で出場した10試合で打率.300と頼もしい助っ人の存在もあり、チームは今季最多20安打で今季最多タイの12得点。ともに今季、楽天から移籍した高梨の勝利に「うれしい。ここまでの活躍に敬意を表したい」と称えた。仲間思いの姿が愛される最大の理由だ。（青森　正宣）